アクセス

ECモールでの商標権侵害商品への対応について

(2022年12月1日時点の情報です)

「Amazon」「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」などのECモールにおいて、商標権を侵害している商品(※)が出品されている場合、運営事業者に対して当該商品の削除申請をすることができます。

削除申請後、運営事業者による調査が行われ、商標権を侵害していると判断された場合には、該当する商品ページは削除されます。
運営事業者への削除申請は無料です。

当所では、

  • 商品の削除申請手続きの代理
  • 意見書や鑑定書など権利侵害を証明する書面の作成業務

を承っております。

ECモールにおいて、自社の商標権を侵害しているのではないかと思われる商品を発見された場合は、ご相談ください(当所手数料:2万円(税別)/時間)。

以下に申請に必要な要件、必要書類を記載致します。

(1)「Amazon」の場合(オンラインによる申告が可能)

削除申請の要件
  1. 権利者であること
  2. 権利の内容に根拠があること
    商標登録番号の入力が必要です。
  3. 侵害の事実があること(※)
  4. 侵害の事実を確認できること
    権利侵害をしていると思われる商品のAmazon商品コード(ASIN)、または製品のURLを入力する必要があります。

 

必要書類

不要
ただし、申請にはAmazonアカウントが必要です。(代理人に申請手続きを委任する場合は代理人用アカウントにより申請が可能です。)

(2)「楽天市場」の場合(オンラインによる申告が可能)

削除申請の要件
  1. 権利者であること
  2. 権利の内容に根拠があること
    商標登録証のスクリーンショットを添付する必要があります。
  3. 侵害の事実があること(※)
  4. 侵害の事実を確認できること
    楽天市場内のページで権利侵害をしていると思われる箇所のスクリーンショットを添付する必要があります。

 

必要書類
  • 商標登録証の写し
  • 委任状(代理人に申請手続きを委任する場合)

(3)「Yahoo!ショッピング」の場合(オンラインによる申告が可能)

削除申請の要件
  1. 権利者であること
  2. 権利の内容に根拠があること
    商標登録証のスクリーンショットを添付する必要があります。
  3. 侵害の事実があること(※)
  4. 侵害の事実を確認できること
    権利侵害をしていると思われる商品ページのURL、または出品IDを入力する必要があります。

 

必要書類
  • 専門家の意見書や鑑定書など権利侵害を証明する書面
  • 当該権利侵害が認められる理由の詳細が記載された書面
  • (申告者が個人、かつYahoo! JAPANビジネスIDをお持ちでない場合)住民票・免許証など公的な身分証明書の写し
  • (申告者が法人、かつYahoo! JAPANビジネスIDをお持ちでない場合)登記簿謄本の写し
  • 商標登録証の写し
  • 委任状(代理人に申請手続きを委任する場合)
  • 申告書に捺印した印章の印鑑登録証明書

(※)ECモールに出品された商品が登録商標の指定商品と同一又は類似であり、かつ、出品された商品に付された商標が登録商標と同一又は類似する場合、商標権の侵害に該当します。