登録商標の使用に関する注意点（2／2回）

商標登録の確保までは知的財産部が主導して関わることができても、パンフレットやカタログ，製品の包装などへの登録商標の記載方法については、事業部または営業部が主導する場合が多いように見受けられます。しかし特許や意匠とは異なり，商標は登録商標を正しく使用しなければ、登録や権利効力の維持もままなりません。このような状況に鑑み、弊所では２回にわたって、「登録商標の使用」をテーマとするセミナーを行うことといたしました。後半となる今回は、「どのようなマークを商標登録すべきかの提案」「自社パンフレット等での他社の登録商標の記載方法」「自社パンフレット作成時期などを表示する意義及び具体例」「保管すべき使用証拠」「外国向けパンフレットなどでの英文字登録商標の記載方法」等について講義をさせていただきました。

• 登録商標を正しく使用しないことによる危険性を確認されたい方
• 自社カタログや製品の荷姿などへの登録商標の記載方法の一例を確認されたい方。
• 有効な使用証拠は何かを確認されたい方。

商標部　弁理士　佐久間勝久