2016.06.30
【ASEAN知財セミナー】ジェトロ・バンコク(タイ)事務所での駐在経験から得たASEAN諸国の最新事情 終了のご報告
2016年6月30日
6月15日~24日、東京・名古屋・大阪の3会場で開催いたしましたASEAN知財セミナーには、約150名の皆様にご参加をいただきました。このセミナーでは、日本弁理士会から日本貿易振興機構(ジェトロ)への初の出向者として、タイのジェトロ・バンコク事務所に駐在した当所の金森弁理士が、その経験をもとに、ASEAN諸国の知財制度の最新情報と実情をご紹介いたしました。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
以下に、セミナー参加者の皆様からいただいた感想の一部をご紹介します。
セミナーについてのご意見・ご感想(抜粋)
■現地での実例を含めた内容で、とても興味深かったです。特に、インドネシアは困っていた部分もあったので、良い勉強になりました。
■全体の制度面から各国のデータ、動きまでバランス良く、分かり易い内容でした。
■インドネシアは市場規模、日本企業の関心の高さに反して、課題が多いことがわかり、興味深かったです。
■水際対応の現場や、知財制度のあまり進んでいないミャンマーの実情について聞くことができて、興味深い内容だった。
■ASEANへの特許出願について、営業からの要望があるものの、知財制度が機能していないことを理由に、見送っているのが実情である。今回のセミナーで、各国の出願情況、庁の活動実態等を大まかに知ることができ、重要性も理解できた。今後の出願戦略の参考にしたい。
■各国の出願状況から侵害対応、動向に至るまで全搬的な情報を得ることができた。
■マレーシア・シンガポール・タイ・フィリピンなどの特許制度について今後、セミナーを開いていただくとありがたいです。(出願権利化についてのアドバイス)
■ASEANは、現地法人も複数進出していながら、知財に関しては探査も含めて全くのノータッチ状態になっており、気になっていました。今回のセミナーのように、ASEANエリアの個々の国々の知財の特に実情・実態をまとめて紹介しただくセミナーがなかったので、情報取得を目的として参加させていただきました。
■具体的な案件で、タイやインドネシアで課題をかかえていました。”ASPEC”の利用という手段を知ったのは収穫でした。
■インドネシアの年金問題について、質問ができてよかったです。
来月7月には、【米国特許セミナー】米国特許法改正から3年 その動向と活用戦略と題したセミナーを、当所所属の米国特許弁護士スコット・マンダ―を講師に開催いたします。こちらもぜひご参加ください。