年頭ごあいさつ|お知らせ|オンダ国際特許事務所

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年頭ごあいさつ

(パテントメディア2014年1月発行第99号掲載)
所長 弁理士 恩田誠

新年あけましておめでとうございます。昨年、弊所は設立45周年を迎えました。また、私が所長に就任してから10年を迎えました。これもひとえに皆様のご支援のおかげと、心より感謝申し上げます。

2013年は、アベノミクス効果で円安が進み、株価も上昇し景気が少し持ち直したと感じられる一年でした。その一方で、中小企業はその恩恵にあずかっていないとも聞きます。そんな中でも、技術開発に注力し、特許出願件数を増やされる企業もあります。また、外国出願の依頼件数が急激に伸びた一年でした。ますます日本企業のグローバル化傾向が進んでいるともいえます。また、米国を始めとする外国から日本への出願件数も増加しました。

昨年後半には、シンガポール、ベトナムを訪問しました。両国とも特許庁や裁判所、その他関係各省庁を訪問し、ASEAN諸国の成長発展を目の当たりにするとともに、知財制度が整備されつつある現実を実感しました。
当所としましても、まずは、アジア諸国の現地事務所との連携を強固にし、知財情報の発信に努めたいと思います。

2013年の主な活動
  1. セミナーや勉強会を多く開催しました。特許明細書の作成方法、米国特許法改正、商標管理、外国商標などのセミナーを計6回(18会場)開催しました。また、少人数を対象に行う意匠・商標の小規模勉強会を計7回(13会場)開催し、ご好評をいただきました。また、企業にお伺いして行う出張知財セミナーも多数開催致しました。
  2. 上海オフィスを、セブンシーズIPコンサルティング上海(中国名称:上海森渓科技諮詢有限公司)と改称し、新体制にて業務を開始しました。また、5月には台湾台北市にオフィスを立ち上げました。まだ小さなオフィスではありますが、中国語関連の案件を上海と台北で取り扱う体制を今後構築して参ります。
  3. 大阪オフィスを移転しました。毎日インテシオという新しいオフィスの大きな窓からは、すぐそばにJR大阪駅やグランフロント大阪を見渡せ、さらには北摂の山々や六甲山系まで一望できるという快適なオフィス環境となりました。当所が大阪に拠点を構えて9年が経過しましたが、オフィス移転を機に、「オンダ国際特許事務所は関西でも本気です」をスローガンとして、関西方面のお客様に更にお役に立てるよう、人材採用とサービスレベルの向上に努めて参ります。 よろしくお願いします。
2014年の取り組み予定
  1. アジア知財保護サポートを強化します。まずは、台北オフィスを充実させ、上海オフィスの規模拡大を図ります。
  2. グローバル化対応として、実務・事務における国際化のレベル向上のための活動を継続します。各国制度の研究、グローバル特許明細書の研究、所内勉強会やQCサークル活動を通じて、みなさまへの情報発信に努めます。
  3. 今年も多くのセミナー・小規模勉強会を開催します。
最後に

私事で恐縮ですが、趣味のマラソンは始めてから5年目となりました。毎週日曜日の早朝のオンダマラソンチームの合同練習のほか、所員数名とリレーマラソンなるものに参加して、楽しんでおります。昨年はフルマラソン2回(うち1回は途中棄権)、ハーフマラソン7回出場しました。今年もより多くの所員と一緒にランニングを楽しみたいと思います。
2014年が皆様にとってすばらしい一年でありますようにお祈り申し上げます。