年頭ごあいさつ|お知らせ|オンダ国際特許事務所

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年頭ごあいさつ

(パテントメディア2012年1月発行第93号掲載)
所長 弁理士 恩田誠

新年あけましておめでとうございます。この場をお借りしまして、昨年1年間のご愛顧に心より感謝申し上げます。
2011年は、東日本大地震、タイの大洪水、長引く円高不況と、日本企業にとって試練の一年でした。その一方で、日本人の団結力、絆、人の温かさを感じる場面も多く、私たちが力強く再生していく第一歩の年でもありました。
当所では、円高の影響、日本の世界での地位の低下からか、外国からの出願が大幅に減少しましたが、国内出願と外国への出願は、おかげさまでリーマンショック以前の件数まで回復しました。国内各企業が技術開発に更に注力されると共に、知財戦略のグローバル展開をされている結果だといえます。

2011年を振り返って
  1. 情報発信に注力した一年でした。知財セミナーを計18回開催し、多くの方にご参加いただきました。11月には「特許・情報フェア」に出展し、当所の提供する34種類のサービスをご紹介致しました。また、特許情報に関するメールマガジン「勝ち組になるための特許活用ノウハウ勢揃い」も定期的に配信をしております。
  2. 災害対策に取り組みました。各オフィスでの避難訓練の実施、二拠点間でのデータ相互バックアップ、お客様への連絡方法確立、緊急連絡網の整備、サバイバルカードの作成、非常時持出し書類の準備などを、QC活動及びプロジェクトで行いました。
2012年の取り組み予定
  1. お客様に最高品質の実務・事務サービスをご提供するために、当所の管理レベルを強化します。日々高度化する技術に対応するための技術勉強会、最新の判例や法改正に対応するための判例・法律勉強会、お客様の様々なご要望に的確に対応するための事務勉強会を所内で開催します。
  2. ますます複雑多様化する企業知財部の業務をサポートするためのサービスを充実させます。発明発掘活動、国内外ポートフォリオ管理、先行技術調査、無効資料調査、鑑定業務、知財教育などあらゆる知財のニーズにお応えできるよう体制を整えます。
  3. 当所上海オフィスにおける中国事業の更なる充実化を始め、海外の特許事務所との提携をも視野に入れたグローバルなネットワークを構築します。
  4. 今年も多くのセミナーを開催します。意匠・商標の小規模勉強会も開催します。

2012年がみなさまにとってすばらしい一年でありますように。