限定公開【判例研究】属地主義に関する判例紹介【その2】(平成30年(ネ)第10077号 特許権侵害差止等控訴事件)|知財レポート/判例研究|弁理士法人オンダ国際特許事務所

限定公開【判例研究】属地主義に関する判例紹介【その2】(平成30年(ネ)第10077号 特許権侵害差止等控訴事件)|知財レポート/判例研究|弁理士法人オンダ国際特許事務所

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限定公開【判例研究】属地主義に関する判例紹介【その2】(平成30年(ネ)第10077号 特許権侵害差止等控訴事件)

2022年12月8日掲載
弁理士 二宮佳亮

1.はじめに

今年になってから、属地主義に関する判決がいくつか出されました。それらの判決のうち、今回は、知的財産高等裁判所での、平成30年(ネ)第10077号 特許権侵害差止等控訴事件を紹介します。

 

2.本件の概要

本件特許発明の1つは、プログラムの発明です。そして、被控訴人らのシステムの端末装置は国内にある一方で、被控訴人らのシステムのサーバは国外にあります。本件では、被控訴人らのシステムの国外にあるサーバから、被控訴人らのシステムの国内にある端末装置へプログラムを配信する行為が、特許権の侵害に該当するか否かが争われました。結果、プログラムの発明に係る特許権について、直接侵害と認められました。

 

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