【判例研究(動画解説)】平成31年(ワ)第3273号 差止請求権不存在確認請求事件(口頭弁論終結日:令和3年1月26日)|知財レポート/判例研究|弁理士法人オンダ国際特許事務所

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【判例研究(動画解説)】平成31年(ワ)第3273号 差止請求権不存在確認請求事件(口頭弁論終結日:令和3年1月26日)

2021年8月19日
弁理士 金森晃宏

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原告 株式会社しちだ・教育研究所
被告

株式会社キャニオン・マインド(特許権者)

本件特許 特許第4085311号
発明の名称 学習用具,学習情報提示方法,及び学習情報提示システム
経緯
平成30年12月~ 原告が業として原告製品を制作,販売。
平成31年1月10日 被告が原告に対し,原告製品が本件発明に酷似する旨等を書面で通知。
通知から数日後 被告代表者が原告取締役に,電話で,原告製品の販売停止を要求。
本件特許の内容

【判例研究(動画解説)】平成31年(ワ)第3273号 差止請求権不存在確認請求事件(口頭弁論終結日:令和3年1月26日) | 2021年

A コンピューターを備え,対応する語句が存在する原画の形態を該語句と結びつけて憶えるための学習用具であり,

B 前記コンピューターが,

B1 前記原画,該原画の輪郭に似た若しくは該原画を連想させる輪郭を有し対応する語句が存在する第一の関連画,並びに,該原画及び第一の関連画に似た若しくは該原画及び第一の関連画を連想させる輪郭を有し対応する語句が存在する第二の関連画,から成る組画の画像データが,複数個記録された組画記録媒体と,

B2 前記組画記録媒体に記録された複数個の組画の画像データから,一の組画の画像データを選択する画像選択手段と,

B3 前記選択された組画の画像データにより,前記第一の関連画,前記第二の関連画,及び前記原画の順に表示する画像表示手段と,

B4 前記関連画及び原画に対応する語句の音声データが記録された音声記録媒体と,

B5 前記音声記録媒体から,前記語句の音声データを選択する音声選択手段と,

B6 前記選択された語句の音声データを再生する音声再生手段と,を含み,

C 前記画像表示手段が,前記第一の関連画,前記第二の関連画,及び前記原画を,対応する語句の再生と同期して表示する

D 学習用具。

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