中国では発明といえば、一般的にはパイオニア発明のことと理解されており、多くの改良発明は実用新案として出願されることが多いです。したがって、特許調査に際しては必ず実用新案を含めて行う方がよいと思われます。
特に実用新案には外国の製品をそのまま出願してしまうようなこともあり、外国企業の中国における事業展開に大きな障害となるようなことも起こっております。事業開始にあたっては、必ず製品に関する特許関連調査が必要だと思います。

特許と同様に外国の製品をそのまま登録してしまっている例が見受けられます。形のある製品を中国国内で販売開始される場合には、事前に必ず意匠の調査もされるようお勧めいたします。

類似意匠調査

当社では社内にすべての中国意匠登録のデータベースを所有しております。そして、物品名、出願人名から絞込み、あとは1件1件図面を見ながら､同一又は類似意匠を探し出します。