ステップ1 海外で商標を調査するには
まず初めに…
1.調査の対象国を特定します。
・基本は、輸出先、製造国、外国で他人にライセンスをする国など商業上の関心がある国です。
・具体的な国名で特定します。
・中国と香港は、商標に関し、それぞれ独自の法律・制度があります。中国を対象とした調査には香港は含まれていません。
・欧州諸国については、具体的な国名(数が多い場合、重要な国)を選択します。詳細な調査をするためには、各国毎に調査を行います。
2.調査の対象商標を特定します。
・調査する商標のサンプルを用意します。文字のみからなる商標、デザインされた文字からなる商標、図形と組み合わされた商標など、どのような単位で調査をすればよいか決めます。
3.調査の範囲を決めるため、商標を使用する商品又はサービスをお決めます。
・具体的な商品又は役務を特定します。例えば、第9類や第25類といったいわゆる国際分類の区分のみで特定するよりも、無駄のない調査ができ、調査を担当する現地商標事務所は調査結果が分析しやすくなります。
4.調査の種別を決めます。
・同一商標調査・・・数ある候補の中から明らかに採用できない商標をふるい落とす。
・類似商標調査・・・商標が使用できるか、又は登録できるかどうかの可能性を探る基本調査。
5.その他の調査
・他人の商標の使用状況調査・・・登録の障害となる他人の商標が発見された場合に、実際に使用されているかどうかを調査します。商標権の買取交渉や、不使用取消し請求の成功の可能性の判断材料となります。
・他人の所有商標調査・・・注目する他者が世界中でどのような商標を所有しているかを知る。
・商標ウォッチング・・・紛らわしい類似の商標が登録されるのを未然に防ぐ目的で常時監視。
